ダミーアプリケーション

Comable には開発用にダミーアプリケーションが存在します。開発に際していちいちアプリケーションを作成する必要はありません。このダミーアプリケーションは spec/dummy ディレクトリ以下に存在します。ファイル構成は通常の Rails アプリケーションとほとんど同じです。このディレクトリから railsrake などのコマンドを利用することが可能です。

ダミーアプリケーションが使用するデフォルトのデータベースサーバーは PostgreSQL です。環境に合わせて dummy_developmentdummy_test といったデータベースにアクセスします。これらの設定は spec/dummy/config/database.yml から変更することができます。

シードデータ

ダミーアプリケーションのバックエンドを利用するには管理者権限を持つユーザーが必要になります。

comable-core には管理ユーザーを作成するための機能が用意されています。これを利用するには spec/dummy ディレクトリで以下のコマンドを実行します。

bin/rails runner Comable::Core::Engine.load_seed

サンプルデータ

ダミーアプリケーションを利用するときにある程度のデータが入っていないと不便です。そこでサンプルデータをあらかじめ用意しておくことをおすすめします。

comable-sample にはサンプルデータを生成するための Rake タスクが含まれています。これを実行するには spec/dummy ディレクトリで以下のコマンドを実行します。

bin/rake comable:sample